林業で使用されるトラックの種類

木を植え、木の手入れをし、育った木を切って販売する林業では、さまざまな機械が使われてきました。チェーンソーを始め枝払い機、木材を運ぶトラクタや専用運搬車、ショベルの先端についているバケットをグラップルと呼ばれるものに交換して、木材をつかめるようにした機械などがあります。

これらの機械は以前から使われてきましたが、近年はさらに高性能な林業機械が導入されるようになりました。従来の機器類に比べて格段に性能がアップしており、作業室からリモコンを使って操作するものが多いため、安全に作業ができるのが特徴です。

フェラーバンチャは木々の間を走る機能が付いた木を伐採する機械です。これまではチェーンソーを手で持って作業をしていた伐採が、車に乗ってできるため、安全かつ高効率に実現するようになりました。

スキッダは、何本もの木材を引き上げて、集積場所に運び出すための機械です。タイヤを履いたホイール式と、走行用ベルトを装着した無限軌道で動くクローラ式の2種類があります。

プロセッサは、現在国内の林業で最も多く利用されている機械で、枝払いや造材を行います。枝払いや丸太を作る玉切り作業は非常に危険です。プロセッサが登場したことで、安全性が高まりました。

ハーベスタは木の伐採から枝払い、丸太造りまでの一連の作業を1台でこなすオールマイティーな機械です。

フォワーダは、丸太にした木材を集積場所まで運び出すための機械です。ハーベスタが作った丸太材を運びますが、トラックが走れない悪路でも走ることが可能です。このため、運搬用に簡単な道路を作って利用するケースも少なくありません。

タワーヤーダは伐採した木材などを集めるために、支柱にワイヤーを付けてつり上げて運び出す機械です。簡単にワイヤーが張れるなど操作性が優れており、高度な機能を発揮します。

スイングヤーダは油圧ショベルにウインチを取り付けたもので、タワーヤーダとよく似た働きをします。アームの先端部分のアタッチメントを、グラップルと呼ばれる爪状のものに交換して木材を運ぶことも可能です。